闘鶏。 [グアム]
正直、闘鶏に興味はないのでグアムに来るまで見る気は無かったんだけど、前々から「本当に息絶えるまで戦うのか?」みたいな疑問があったので、見に行くことにしました。
動物愛護の観点からも現在ではグアムの他にはマレーシア(シンガポール?)の2ヶ所しか政府からは認められていない様です。(闇で行われているものは除いて)
結論から言うと、「片方が死ぬまで戦う」と決まっている訳ではありません。
しかし当然ながら致命傷に近い怪我を伴います。(それは勝利した鶏も同じく。)
闘鶏がどのような構造なのか気になる方だけ、続きをご覧くださいm(__)m
リングの全景。
闘鶏のオーナーの人達。対戦相手はオーナー同士で決めます。
双方同意で、鶏の左脚にカッターを付けます。
対戦のアナウンスがされ、掛けが始まります。
通常、一人当たり日本円で10万~80万円と結構な金額を1戦で掛けるらしく、1試合で数百万が動く様です。
って事は、、、一晩で数試合は行われますので、軽く数千万のお金が動きます。
その間、リングの上では、対戦する鶏が準備中。(闘鶏用の鶏は専用の品種の為、元々闘争心が高く、気も荒いとの事)
また、オーナーは基本的にグアム在住の個人で、闘鶏だけで生活を成り立たせている人、サイドビジネスでやっている人、様々です。
闘争心の有無は、頭を上げて相手を睨んでいるかどうかで判断します。よって、怪我を負って動けなくなっても、闘争心があれば頭が上がっている為、その間勝負は続けられます。
---------------治療中------------------
勝とうが負けようが、怪我をした鶏は速攻で治療です。(治療専門の方が常駐してます)
意外と大人しくしている鶏を見ていると、ほっとした半面、何かやるせない気持ちにもなりました。
鶏は大体、生後2年前後で闘鶏へ出番となるらしいですが、その間、当然ながら訓練して鍛えられます。それだけで無く、いわゆるドーピング(薬漬)で筋肉も発達しています。
闘鶏もアメリカでは18世紀頃から続いたそうですが今は本土は勿論、ヨーロッパでも全て禁止になってます。
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